2019年4月27日(土)
花之江河から黒味岳への分岐点までは20分ほど
分岐から黒味岳まで30分ほど
分岐点で荷物をデポして黒味岳を目指す
持ち出す荷物は水分とカメラ、貴重品を入れたサコッシュ
念のため自転車用のワイヤーロックで木と地球ロックしておく
黒味岳へ登っている道中で森林限界を迎え、視界が一気に開ける
雨男とは思えない最高の天気である
道中は割とアスレチックであるが、ロープもしっかり設置されており困難な登りは特になかった
9:30 黒味岳 登頂
黒味岳の頂上は岩の上
立って2人で写真を撮りたいところだが、風が尋常でなく立ってられない…
ドローンも持ってきているが、こんな強風な状況で飛ばした事は一度もない
なのでここでのフライトは諦め、人間が写真を撮っていく
やっぱり…なかなか…こういう感じの山々は他にはないよなぁ…
天気…すこぶるいいなぁ…
1日早く来て正解だった!
もともと予定していたルートは
1日目:淀川入口→黒味岳→石塚小屋
}2日目:石塚小屋→栗生岳→宮之浦岳→永田岳→新高塚小屋
3日目:新高塚小屋→縄文杉→白谷雲水狭
しかしながら初日の体力を考えると
1日目:淀川入口→黒味岳→栗生岳→宮之浦岳→永田岳→鹿之沢小屋
2日目:鹿之沢小屋→永田岳→高塚小屋ルート
3日目:高塚小屋→縄文杉→白谷雲水狭
このルートで落ち着いたため、黒味岳は今日の行程ではまだまだ序盤
現在時刻は9:34
身軽な身体で分岐点へ戻る
10:05 分岐点まで戻ってきた
コダマの写真を撮っているうちに続々と後続者に追い抜かれていく…
宮之浦岳日帰りの方は黒味岳をパスして行く人が多いようだった
なんだかんだで分岐点から出発したのは10:34だった
山行開始から、すでに5時間が経過
宮之浦岳まで3.3km コースタイムはおよそ2時間10分ほど
まだまだ先は長い
現在がいいペースなのか、押しているのか判断できない
いつもの感じであれば押してないわけはない
進む以外の選択肢はないので再び重い荷物を背負って次の山頂を目指す
ロープを使って登る箇所がけっこう多く軍手が重宝した
丈夫だし、汚れても気にならないし、安いしで文句のつけようがない
10:51 投石平
2リットル背負ってきたポカリはこの辺りで残り少なくなってきた
投石平を含め鹿之沢小屋まで水場は6箇所
投石湿原という事だが、やはりここも水が豊富という印象は全くなかった
少し手前の登り途中に水が流れていたので、そこの水を汲んできた
人が込み合いだしたのもあり、ここで昼食にする
行程全体の食糧は
朝:買っておいた惣菜パン
昼:フリーズドライ食
夜:カレー
+行動食(ナッツ、チョコ、飴類)
食べれば食べるほど荷物は軽くなっていく
バーナーでお湯を沸かして昼食にした
私はカルボナーラ、嫁さんはリゾット系だったと思う
1時間ほど昼食休憩となった
宮之浦岳へのコースタイムは登り下りのタイム差がさほどない
1つ手前の栗生岳からの登りが40分
宮之浦岳から栗生岳への下りが30分
コースタイム通りなら1時間20分ほどで栗生岳に登頂するはずである
地図通りなら水場が点在するため、ここでは1リットルずつ汲んできて各々ポカリを作った
2リットル作れば荷物は1キロ重くなる
そう考えると1リットルが正解なように思えた
11:53 1時間、じっくり休憩して再出発
ここで同じキャンプ場のお隣さんと遭遇
お父さんと息子さんの2人で登ってきたそうな
始発のバスで行けるところまで行って、登山口まではタクシーで来たとの事
荷物はほぼお父さんが背負って、息子さんは空身に近い
お父さんのふくらはぎがハンパなくパンパンだった…
すげぇ鍛えてるな…
水場を聞かれたので、少し降りたところのを教えておいた
お二人は黒味岳はパスしてきたとの事
投石湿原から黒味岳(写真右)がよく見える
風がおさまったのか、頂上で人が立っている
12:04 10分ほど進むとだいぶん開けてきた
恐ろしいのは花之江河から、まだ1.2kmしか進んでいない事
宮之浦岳へは2.6kmある
さらにその先の永田岳を越えて鹿之沢小屋まで行こうとしているのだ…
どれが、どの山なのかさっぱり分からない…
宮之浦岳は九州最高峰
当然、屋久島では最も高い山になる
にもかかわらず麓からは山頂はおろか山体すらも見えない
つまりそれだけ島の最奥地に位置し、周りの山もそれなりに高い事になる
現在時刻は12:04
コースタイム通りなら栗生岳まで1時間
栗生岳から宮之浦岳まで25分
宮之浦岳から永田岳まで1時間10分
永田岳から鹿之沢小屋まで40分
行けそうな気がするぅーーーー( ゚Д゚)y─┛~~
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