2015年10月3日(土)
14:16 ようやく涸沢ヒュッテの吹流しが見える
そう・・・見えるだけ・・・
当分、見えるだけ・・・w
道中は紅葉がピークを迎えていた
日程的にだいぶん後ろへずれ込んだが、ある意味これでよかったのかもしれない・・・
雪渓?と言えばいいのかな・・・
15:04 涸沢カール 到着
長かった・・・ほんと長かった・・・
山と高原地図ではコースタイム的には横尾から3時間となっているが、4時間半かかっている
まぁいつもどおり1.5倍と言えばそれまでなのだが・・・
登りでのペースダウンは当然だが、登り渋滞と下りとの行き違いでこの時期だとコースタイムどおりにはいかないように感じました
この時間なので当然、レンタル品のコンパネやマットはありません
できる限り平坦な場所をさがし
「ここをキャンプ地とする!」
比較的平坦な部分はグランドシート分くらいな面積(210cm×120cm)ほど
風が多少強いのでテントを建てづらい環境ではあるが、2人で建てられるのでそれほど苦労はしない
ペグを一応持ってきたが予想通り挿せる状況ではない
ストーンネット等も持ってきてないのでペグを横に寝かせて岩を置いて固定する
グランドシート部の四隅は固定せず張り綱4本のみ固定する
テント奥側にデカイ岩があるが何とか際々を攻めて設営する
出入り口は山側、モルゲンロートをテントの中から見られる方向
アライテント、モンベル、MSR、ダンロップ、ニーモ etc
見てて飽きないなぁ・・・
何張りくらい出てたんだろうなぁ
テントを設営し、急いでヒュッテの売店へ
16:06 昼食なのか夕食なのか、よくわからない食事にありつく
ラーメン、おでん、生ビール、ホットのお茶に冷えた缶ビール
こんな場所で暖かいもの、冷たいものが手軽に手に入るのはありがたい!
ただし、ラーメン、おでんもあっという間に冷めていくw
場末の居酒屋よりも断然の混み具合・・・
日が当たるうちは違うのかもしれないが日が落ちてからはかなりの寒さ
下着は着替えてインナーダウン、フリース、ハードシェルにネックウォーマー、ニットキャップでちょうどいいぐらい
というよりこれ以上の防寒着を持ってきていないw
天候的には今日、明日はおそらく例年よりも暖かい気候だったのではないだろうか
水はヒュッテで自由に手に入るためプラティパス1Lを2本とナルゲンボトル500ml、2本汲みに行って明日のポカリを2人分作っておく
17:25 さっき食べたばっかりですが、晩御飯の用意を始めるw
白米を3袋作り、無印良品のカレーを温める
思いつきで買った煮込みハンバーグも温める
ガス缶は110と250、共に気化促進機構内臓モデル(いわゆる寒冷地OKなガス缶)ブタンガス約75%、プロパンガス約25%
250は新品を買ってきて念のためモンベルのカバーも付けてみた
110は普段のキャンプの時から使用している物で何度か詰め替えたもの(つまりブタンガス100%)
本当に使い物にならないのか試してみたく持ってきてみた
ブタンガスでも着火、燃焼に関しては問題なしだが、つまみを回しても気持ち火が小さいとは感じた
となると気化促進機構のないノーマルガス缶だとあやしいのかもしれない
夕方のまだ気温がそこそこな状況なので雪山は厳しいであろう
新品の250缶を試してみる・・・
明らかに燃焼音は違う
ゴォーーーっと勢いよく燃焼している
軽さ重視、燃費重視で行くなら新品110を持っていくべきであろう
ただし雪山でないかぎりは詰め替え物でも多少沸騰までに時間が伸びる程度で使えないわけではない
ドマドームライト2の土間部分で炊事を行ったわけだが、フライの内側は結露しました
ただしテント内の温度も上昇して17度ほどまで上がったためなかなかの快適空間
岩場のため床下部分から通気できるので特に問題もなかった
フライの出入り口を締め切って炊事をしたけども、外からの風はシャットダウンできるため非常に好都合でした
缶ビールは岩肌に放置しておけば、天然冷蔵庫のためぬくもる事もなし
テーブルは持ってこようか迷ったが持ってきて正解だった
岩場なのでガス缶を安定させられるのとクッカーもそのまま置けるので安心です
となりのテントの人達が4,5回、クッカーをひっくり返してる音が聞こえました
最初のうちは笑ってましたが、後半はほんと食べるものがなくなったようで悲惨なうめき声でした・・・
カレーとハンバーグを食べビールを飲んで20時前
ちょっと写真でもと思いながらも高度のせいか酔いが回り眠気が増幅
そのままシュラフに入りました
モンベル ダウンハガー800 #3にシュラフカバーとしてSOL エスケイプヴィヴィ
マットはサーマレスト ZライトSOL
この時間帯でシュラフに入った時点では寒さは感じない
念のためナルゲンに湯煎した時のお湯を入れておいた物を嫁さんに湯たんぽ代わりに渡しておく
こんなゴツゴツしたところで本当に寝られるのか不安でしたが余裕の就寝でしたw
尻と肩さえ安定してしまえば後は気にならなかった
次に目が覚めたのは23時前
風が強くてテントを叩く音がずっとしている
トイレに行ったがヒュッテ周りにはまだ寝てない人なのか、寝付けない人なのか結構な人達がいました
テントに戻り「あぁ・・・これでもう朝まで寝付けないんだろうなぁ・・・」などと思いながらシュラフに入り、またすぐ就寝w
その5に続く
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