WR250X/R 共用
IMSビッグタンク 交換 取り付け
オフ車共通の問題点として航続距離が短い事に泣かされます。
ビッグタンクに交換することで7.6Lから11.7Lまで増量することが可能です。
取り付けより何よりも、一番難しいのが入手方法かもしれません。
通販系も在庫なしな状況が増えてきているようです。
ここ半年、NAPSさいたまでも見かけておりません。
交換手順
1:ノーマルタンクを取り外し、燃料ポンプを取り外す。
電源コネクタは爪1箇所、ガソリン供給ホースは茶色のカバーを外し、青いつまみを左右から押すと外れる。
タンクをひっくり返す事になるので残っているガソリンを吸いだしておいた方が作業が気楽にできます。
2:ビッグタンク下面部分へ断熱シートの貼り付け。(2枚購入で面積的には足りました)
貼り付け前に表面を一度、脱脂して張り付けました。貼り付け位置はノーマルタンクの裏面を参考にしました。
ようするにエンジンヘッド部分の熱を遮断できればOKなはずです。
3:ビッグタンクへ燃料ポンプを取り付けます。
タンク、ポンプ間の隙間を液体ガスケットで埋めます。
手で薄く延ばして、取り付けネジは6本を対角線順で締めこみました。ネジロック塗布はなし。
4:ビッグタンクにフレームへの取り付けブラケットを取り付けます。
前後ブラケット、シュラウド用の爪を取り付ける際にネジロックを塗布しました。
5:ガスケット硬化後、ポンプへホースを接続します。
ロック機構があるためサービスマニュアルがあった方が分かりやすいかと思います。
6:ガソリン給油して、エンジンがかかればOK!
元々、ノーマルタンクにZETAのカーボンカバー、ガスキャップをつけておりましたが、ベントホースが邪魔でタンクバッグがセットできませんでした。
IMSビッグタンクにもベントホース付きガスキャップがセットで付いておりますが、こちらも邪魔なため別のタンクキャップに交換しました。
NO TOIL ガスキャップ
ベントホースは付いておりませんが、ベントホールがキャップ外縁に開いております。
ガスキャップのカギはありませんが、スポスタもなかったので、今更気になりませんw
タンク上面にはカーボン調シートを貼り付けました。
・・・が、樹脂製タンクのため、ガソリンがタンク壁を通り抜け揮発し、一ヶ月もしないうちに、ご覧のような感じにプクプク浮いてきます。
横から見ると、ちょっと盛り上がった感じに仕上がります。
実走してみましたが街乗りじゃなければ、ほぼ300kmで空になる感じです。
340kmくらいまで給油ランプが着かなかった時もありました。
高速道路での移動や、大型二輪とのツーリングが多い方には、給油回数も減ってオススメです。
注意しなければいけない点がひとつ、注ぎ口のギリギリまで給油するとちょっと傾けるだけでガソリンがこぼれます。
NO TOIL ガスキャップはベントホールにワンウェイバルブが付いていないため傾けると、すぐに毛細管現象によりガソリンがあふれて来ます。
11.6Lですが、実際の0.6Lくらいは空気にしておいた方がいい感じです。
付属のガスキャップは使っていないのですが、傾けても平気なのでしょうか・・・?
ひとまず、これで無事、タンクバッグも取り付け可能となりました。
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