今まで水草水槽を立ち上げる際は、ソイルは必ずADA アマゾニアを使っておりました。
今回、初めて ジェックス 水草一番サンドを使ってみました。
昔のアマゾニアは初期にごりもひどくなかったのですが、ここ最近は初期にごりが非常にひどく、立ち上がりも遅かったため、一度違うソイルを使ってみようと思ったわけです。
使用経験があるものは
A&Fソイル
プラチナソイル
カスタムソイル
水草一番サンド
ADA アマゾニア
ADA マレーヤ
個人的な印象ですが・・・
ADA アマゾニア マレーヤ は、初期にごりが酷く、立ち上がりも遅いですが栄養分的には申し分がございません。
グロッソを絨毯状態で1年以上、追肥なしで維持できました。
最終的にはソイルの粒がつぶれてきて泥状になります。
A&Fソイル、プラチナソイル、カスタムソイルは余り栄養分が含まれていないように感じました。
初期にごりはそれなり、立ち上がりはそこそこ早かったです。
水草の成長はイマイチでした。大磯砂利と比べれば全然、問題なく育ちます。
養分的には半年もたなかったです。追肥なしでは長期維持できませんでした。
水草一番サンドは、初期にごりも少なく、立ち上がりもそこそこ早かったです。
写真の水槽で10ヶ月弱ほど維持できました。
ソイルの粒もそこまでつぶれませんでした。
今回、こちらの水槽を立ち上げるのに水草一番サンドを25kgほど使用しました。
底面全体に薄く1cmほど平らにセットし、テトラ イニシャルスティックを少量、追加しました。
木化石は石の中では硬度を上げにくいと言われていますが、所詮は石なのでこの石組みの量だとそこそこ硬度上昇が見込まれます。
使用する前景草もキューバパールグラスでなく、グロッソスティグマのため硬度を下げたいと思い、ソイルの山の中にマジックリーフを敷き込みました。5枚ほど千切らずそのままの大きさで入れました。
その後、石組みを組み、石周辺部にはヘアーグラス、ヘアーグラスショートを植え込み、開けた部分はグロッソを植え込みました。
1ヶ月くらいまでは成長ゆるやかでしたが2ヶ月目にはかなりのスピードでグロッソが一面、生い茂りました。
半年ほどはヘアーグラス、ショート共に成長はゆるやかでした。
半年を越えたあたりでグロッソが上へ上へ伸び始めました。
成長も遅く葉の色も悪かったです。
半年後、世代交代が起こり、ヘアーグラス、ショートが台頭してきました。
平面部分もヘアーグラス、ショートに覆われ始めました。
最終的にマジックリーフはソイルの中でバクテリアにより分解されつつありました。
そのため硬度が上がり、グロッソの成長が止まり、ヘアーグラスに合った環境となったのかもしれません。
ソイルへの追肥なしの状態でこのような状況でした。
ADA ブライティKは1週間に数回、添加しておりました。
ADAギャラリーに行った際に各社のソイルの試験を行っていると社員さんからお聞きしました。
アクアジャーナルに記事が出ているのかもしれません。
ここ3年ほどはアマゾニアを使用していないため、初期にごりの不具合等が解消されてるかもしれません。
次回水草水槽はアマゾニアで立ち上げてみようと思います。
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