伊予富士
標高:1756m
所在地:高知県いの町、愛媛県西条市
山系:四国山地
日本三百名山、四国百名山
2018年12月14日(金)代休
ひとまず物は試しで雪山に登ってみる
8:56 道の駅 木の香温泉
家を出たのは7時くらいだろうか
嫁さんは寒いところが基本的に大嫌いなので今回は単独行
194号線はコンビニが皆無なの、いの町波川のローソン辺りが最後になる
UFOラインの駐車場のトイレは冬季使用不可なので高知側なら木の香温泉が最後のトイレ
天気は…何とも言えない
天気予報的には晴れ、実際のところは曇っている
9:07 寒風山トンネルから右へ折れて登っていく
12月に入ってようやくの寒気だったが、そこまでの積雪にはならなかった
関東にいた頃によく「高知は暖かいでしょうねぇ」的な事を言われたが、実際には関東と大差ないし、四国にだって小さいながらもスキー場もある
まぁ長野、岐阜クラスのスキー場と比べて、アレをスキー場と言っていいのか分からないが…
9:35 瓶ヶ森林道 入口駐車場
冠山付近はいい感じに仕上がっている
寒風山付近一帯は霧氷が非常に綺麗 という話は昔からよく聞いていた聞いていた
が、実際に見た事はなかった
なので試金石にこのエリアを選んでみた
9:38 登山開始
瓶ヶ森林道は冬季通行止めのためゲートが閉じられている
一番見通しのいい場所までは15kmほど
舗装路とは言え往復30kmと考えると冬場は厳しいかもしれない
近年、冬季にUFOラインを雪上車で走るアクティビティができたらしい
10:08 桑瀬峠まで半分ほど
積雪は数センチ、チェーンスパイクもいらない程度
踏み跡を見ても何も着けずに登っている人が大半なようだ
晴れてりゃ悪くないと思うんだけどなぁ…
10:41 桑瀬峠 到着
桑瀬峠は分岐点
東へ行けば寒風山、さらに進めば笹ヶ峰
西へ行けば伊予富士
登り始めてからも天候が回復する気配はない
青空をバックに霧氷を…と考えていたが難しそうだ
ドローンも持ってきているが、このまま重りになりそうだ
寒風山方面
霧がかかって先は見えない
伊予富士方面
分厚い雲が乗っかって先は見えない
実は登り始めた時点では、寒風山に行くのか、伊予富士に行くのか決めていなかった
事実、嫁さんには寒風山に登ってくると言って出てきた
2つの山を見比べた結果、気持ち明るいかなぁ…と思って伊予富士に登る事にした
伊予富士へ向かう尾根道
太平洋側にだけ霧氷が着いている
空が…空が青けりゃなぁ…
11:57 少し開けた場所に出た
少し窪地なので風の影響も少なそうでドローンを飛ばそうかとも思ったが、10mも上げれば分厚い雲で隠れてしまっているため断念した
窪地を過ぎると急登が始まる
ずっと踏み跡があったので何処かで会うかなぁと思っていたら、この辺りですれ違った
頂上の様子を聞いてみるも何も見えなかったそうな
冬山の赤のウェアって目立ってカッコいいなぁと思った
初めて歩く冬山は本当に綺麗で、天気が悪いにもかかわらず楽しかった
12:39 伊予富士 登頂
ナルゲンで持ってきたポカリは氷り始めていた
でも、これはこれで美味しい
実際には体を冷やす元になってダメな気がするが…
火器を持ってこない代わりに山専ボトルに熱いお茶
小さなボトルにコーヒーを入れてきた
どちらも沸かして淹れて、すぐ栓をした
結果…
山専ボトル:十二分に暖かい、いやむしろ熱い
コーヒーボトル:びっくりするほど冷めている、ほのかに暖かい程度
ただ実際のところ山専がスゴイとか、コーヒーボトルがダメとかというより、900mlと200mlを比べる事自体が公平ではないように思えた
そもそもの持っている熱量が違い過ぎる
持ってきたパンとおにぎりは氷つつあった…
袋はシャリシャリ音をたてている
頂上で昼食をとっていたらトレランの人が1人上がってきた
コンナ冬場ニソンナ薄着デスガ?と目を疑いたくなるような恰好だった…
見ているだけで寒くなる
そのまま東黒森方面へ降りていった
帰りは林道を走って帰るつもりなのかもしれない
頂上は風が強く10分ほどで退散
動かなくなると途端に寒い!
むしろ美味しそうですらある
一瞬、空が見えたが晴れる事はなかった
下り途中、何人かとすれ違ったが皆さん一様に「天気がねぇ…」と
14:25 桑瀬峠
15:06 登山口
今回分かった事は
動いている限りは、寒いと感じる事は一切なかった
小さなボトルは軽いが保温力も低い
大きなボトルは重いが保温力は高い
この程度の積雪ならチェーンスパイクすら不要(ただ持ってるだけでも安心はできる)
雪の侵入を防ぐゲイターはオーバーパンツの上から着けてれば、パンツの裾汚れも防げる
飛ばないドローンはただの重り…
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