2018年12月31日(月)
やっと今年の事を書くまでに追いついてきた…
年末に出勤し、年始は出勤なし
年末年始出勤組は今年のGWは当番免除という事もあり、去年のうちに徳を積んでおいた
というわけで先日の伊予富士登山は、この元旦、初日の出を見に行くための練習!
埼玉にいた頃に何度か元旦に登りに行ってましたが、高知に帰ってきてからは初となる元旦登山
高知県で初日の出となると、桂浜、室戸岬、足摺岬と基本的に海となります
なぜなら海に面しているから…わざわざ高いところに登ってまで初日の出を見ることは、まぁ…よほどの物好きとしか…( ゚Д゚)y─┛~~
ただ冬山初心者としては、あまり危なっかしい事もしてられないので、そこそこ人がいそうな山を探す
そこそこ積雪があって、そこへ行くまでのルートが確保されていて、それなりに安全であろう山となると…百名山くらいしか…
四国の日本百名山は石鎚山と剣山、どちらも高知県ではない
ネットを漁る限り冬季の石鎚山は鎖場でなく迂回路の階段で登るようですが、積雪にもよるでしょうが、二の鎖の迂回路部分でピッケルがないと危険な香りがしました
ピッケルが必要という事は、当然、アイゼンも必要な山行となります
というわけで消去法により剣山を目標に設定
冬季の剣山の山行を漁る限り、そこまで厳しい装備を必要に迫られる感じでもない(必要ないという意味ではなく、装備の用意もあくまで自己責任)
夏道を歩いた記憶ではチェーンスパイクでも十分に登られる感触だった
いつものスノーバスケットを用意して
靴はダナーライト
チェーンスパイクにスリーシーズン用のゲイター
万が一、車で動けなくなった時用に
タイヤチェーン、ガソリン20L、スコップを積んでおいた
荷物は30Lに収める
火器なしの山専ボトルとコーヒーボトル+ナルゲン1Lのポカリ
ヘッ電、救急用品などなど、ドローン一式、レンズは24-220F4のズームと14-28F2.8の広角の計2本に三脚
レンズは結露が怖いのでリュックにチョークバッグを取り付けてわざと外気にさらす事にした
飲み物の内容物なしの乾燥重量で8.9kg
昔から言えば、随分、軽く仕上げられるようになったもんだ…
1月1日の徳島の天気は晴れ
西高東低のお手本のような天気図
しかも年末に寒気が入ったため積雪も問題なし
剣山のヒュッテは正月のみ、わざわざ営業してくれるので、それの準備に年末から小屋番の方々が登っている
フェイスブックを見る限り、かなりの積雪
高知側から剣山は通常、国道32号で徳島へ向かい、酷道439号の京柱峠を避けて県道32号でかずら橋を経由して439号に入り、見ノ越へ向かうのが一般的
徳島側からは貞光から国道438号で南下して見ノ越へ向かうのが一般的
事前の調べによると438号線は除雪が入るとの事
439号線は除雪の有無が不明なため、地元役場に電話して聞いてみた
・438号、439号、共に積雪あり
・8:00~18:00は通行可能で夜間通行止め
・積雪に対する用意(スタッドレス、チェーン等)
439号の情報がやはりないため、安全を取って除雪が確実な438号から見ノ越を目指す
時間に余裕を持ってお昼過ぎに出発する
14:19 道の駅 大歩危
15:28 貞光 438号 南下地点
16:38 438号線(見ノ越駐車場まで残り5kmほど)
R2のスタッドレスは5シーズン目
路面は一面のアイスバーン
FFであるR2はトラクションが稼げず、傾斜のキツイ登りはさすがに空転が感じられるようになった
タイヤチェーンを取り付ける…
ちなみに樹脂製のチェーンは高価なので買えない…
限定的な使い方になるだろうから金属チェーンでいいやと思い、一昨年オークションで2000円くらいで落札しておいた
金属チェーンは取り付けが面倒だが、コスパ&グリップはいいのでこっちの方が私には合っている
初めて金属チェーンを取り付けたのは、数年前の埼玉での大雪の際
会社の車に取り付けて走ったのが初めてだった
逆に滋賀に居た頃は雪だろうが氷だろうがノーマルタイヤだった
あの時の経験がこんなとこで活きるなんて人生分かんないもんだ
坂道の途中の路肩で取り付けるチェーンはなかなか苦戦したが、誰かにせかされるわけでもないので確実な作業をした
30分以上かかった気がする(笑)
17:06 見ノ越駐車場 直前
スピードこそ出せないが、確実に進んで行く
雪道の運転は楽しいなぁ…
17:09 今年最後の夕日
天候が晴れ予報だったため、夜間の積雪はないと踏んで空の見える2Fに駐車する事にした
リフト駅のトイレは閉鎖中だったが、横に簡易トイレが設置されており使用可能
23:07 車内で年越しの準備を始める
2F駐車場に停車してから、まず最初に携行缶のガソリンを外に置いといた
いつの間にか気化して車内で火器使ってボカン!みたいな事は避けたかった
意外な事にナビのTVが電波を何とか受信して「笑ってはいけない」を見ながら明日の準備をする
5時くらいから登り始めれば大丈夫だろうから、山専ボトルの保温力なら問題ないと考え、夜のうちにお湯を作っておいた
必要なのは明日の朝用に多少のお湯とホットポカリ用のお湯+山専ボトルで持って上がるお湯
なので夜のうちに山専ボトル1本分のお湯を作っておいて、朝コーヒーとポカリを作ってさらにもう一度、沸かして1本分を確保する
笑ってはいけないの最後の方は記憶がない
日付が変わって新年明けた辺りで寝ついていたんだろう
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