さて・・・下準備は終わったので後は組み付けるだけ
まずはキャリパーの清掃
歯ブラシと中性洗剤で洗ってしまう
キャリパー:BERINGER ベルリンガー:6ピストンキャリパー XRA-B
パッド:BERINGER ベルリンガー:ブレーキパッド 6POT AEROTEC用 1100S
いいタイミングなのでパッドも交換してしまう
購入時(14000km)から未交換
購入時がどれくらい消耗しているかわからないが22000kmほど使用できた事を考えると悪くない消耗具合と思われる
使用済
新品
2mm以上使用している事になります
各ピストンを回しながら掃除してCCIメタルラバーで揉み出し
パッドピンも研磨しておく
パッドに向きがあるので説明書の通りに取り付け
新品パッドだが角の面取りやら面倒な事はやらずにそのまま取り付け
音がなるようなら再度、考えてみよう
新品パッドに新品ディスクローターなため6ポット全てを押し込めないと取り付けができなかった
6ポット全て押し込むとマスターからフルードが溢れるため養生しておく
外装に塗装がないのでオフ車は、この辺りは楽ちん
タイヤをはめ込んでみる・・・
おぉ!?この時点ですでにカッコイイじゃないかw
ひとまず確認にアクスルシャフトも締め込み前輪を回してみる・・・
特に接触等もなく軽く廻るのでこの時点では問題はない模様
キャリパーを取り付けてみる
すると・・・
全然廻らない・・・
心配していたスポークとキャリパーの接触はなし
写真の通り内側のピストンは一切出ずに外側のピストンだけが稼働している
内側のパッドはキャリパー自体にローターへ押しつけられていて、それが原因でホイールが回転しない
その2で書いたとおりSPEEDTECHのアダプターはアダプターの内側にローターを取り付けるため外側にオフセットさせる事ができない
キャリパーを内側へ寄せるとスポークと接触してしまうため、ローターを外側へ寄せてみる事に
ワッシャーを1枚かましてローターを設置してみるもキャリパーの内側ピストンは未だ見えず・・・
ワッシャーを2枚かましてみたところ何とか内側のピストンも稼働しはじめたが、両側のピストンにまだ差があるため3枚かましてみる事に・・・
3枚かましてみたところ、今度はアダプターとベルリンガーの取り付け部が干渉するように・・・
2枚だとギリギリ干渉しないが、クリアランスは0.5mm以下・・・
何か振動を受けた際にいきなり前輪がロックしかねない・・・
さすがにちょっとこれは乗れないなぁ・・・と
R化に暗雲が立ちこめてきたところでリアルお天気も急に雨が降り出し、開放していたマスターのフルードにも雨が・・・
完全に前輪に関してはお手上げ・・・
ここまでを踏まえると・・・
ベルリンガーのキャリパーはノーマルキャリパーに比べて外側にオフセットされてしまっている可能性がある
ただしノーマルキャリパーは片押しのため、対向のベルリンガーと比べてこのような事が発生してしまったのかもしれない
ノーマルキャリパーでの不具合報告はネットを見る限り報告がないのでおそらく問題ないのであろう
ひとまずZ-WHEELのローターキャリアを注文した
Z-WHEELのローターキャリアがローターを外側にオフセットできる事を祈るしかない・・・
のちのちSPEEDTECHのディスクアダプターはヤフオクに流そうと思いますが、ご入り用の方はご連絡いただければお安くお譲りしたいと思います
取り付けのみで未使用、取り付けによるキズ等はありますが使用に問題はありません
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