寒風山
標高:1763m
所在地:愛媛県西条市・高知県いの町
山系:四国山地
四国百名山2019年1月27日(日)
今冬、3回目の寒気到来
仕事を思えば土曜日登りたいところだが、あいにくの天候のため日曜にスライド
ちなみに石鎚山系の様子はライブカメラである程度見ることができます
なので積雪があったかどうかは家に居ながら確認できるし、現地の天候も見ることができます…が、行ったら曇ってるなんて事も当然…
7時過ぎに出発
もっと早くてもいいかと思ったが、あまりの積雪のため多少、日が出てからの方がいいかと思い、少し遅らせた
…が、194号線は新大森トンネルを越えたあたりから完全なアイスバーン
傾斜はそれほどないのでスタッドレスのみで大丈夫だったが、道中、立ち往生するノーマルタイヤを何台も見かけた
8:41 寒風山トンネル
おかしいな…天気予報は晴れだったんだが…
9:27 瓶ヶ森林道(UFOライン)入口の東屋前の駐車場はすでに満車
こんなに賑わってるのは初めてだ
それだけみんな寒波を待っていたのだろう
9:48 登山開始
この付近の積雪は30cmほど
途中までのルートは先日の伊予富士と同じ
晴れって話だったんだが…空が重い…
10:45 桑瀬峠 1451m 到着
右へ進めば寒風山、笹ヶ峰
左へ進めば伊予富士
というわけで今日は寒風山を目指す
トレースはしっかりあるので道は問題なかった
結構な積雪量で、周りの方を見る限り10本爪以上のアイゼン派が多数だった
この辺りで1人のおじ様と抜きつ、抜かれつで進んで行く
最終的には抜かれたまま、追いつけなくなった(笑)
11:18 最初のステン梯子
伊予富士側ではなかった梯子が寒風山側には多数ある
しっかり固定されており安心感がある
おかしいな…青い空に一面の霧氷 …ってなのを期待していたのに
12:12 森林限界を越えて視界が広がり始める
…が、天候は依然、回復しない
太陽は出ていないが、動いてる限り寒さを感じる事はなかった
頂上を前に何人かの方とすれ違う
晴れを諦めて降りてきたそうな
ワカンを背負った人が前を行く
寒風山から、その奥の笹ヶ峰までは一面の笹原
そういった場所ではワカンが役に立つのだろうか
正月の剣山と比べると積雪量が多く、キックステップが必要な傾斜が多かったが、チェーンスパイクだとキックしてステップを作っても、踏み込むとステップが崩れる事が多かった
アイゼンを履いた事がないので分からないが、この辺りがチェーンスパイクとアイゼンの差なのかもしれない
12:36 寒風山 1763m 登頂
頂上に何人かいらっしゃったが、皆降りて行った
写真に写っている方と2人で晴れを待つ…
多少、明るくはなってきたが晴れ渡る感じはない
本日は火器はなし
冬の登山は火器なし、山専ボトルが一番安定しているように思えた
頂上着いた~ → さぁお湯沸かさないと… → 待ってる間、寒~
がない分、天候が多少悪くても頂上で粘る事ができる
すぐに温かいモノを口にできるのはかなりありがたい
寒風山から笹ヶ峰までは1時間半ほど
高知県側から笹ヶ峰に登ろうと思うと5時間弱かかる事になる
寒風大座礼林道から急坂を直登2時間20分のルートもあるが、寒風山から笹ヶ峰までの一面の笹の縦走路を歩いてこその笹ヶ峰なのではないだろうか
まぁ…歩いた事ないんだけど( ゚Д゚)y─┛~~
13:01 昼食を終え、ダウンを着て寒さに耐える
突風がぶわぁ~ っと吹いて、一緒に晴れ待ちしてた方が東の空を指さす
キタキタキタ!
すごい勢いで雲が流れていく
日が出るとやはり一気に暖かくなる
下から見ても雲が抜けたのが見えたのか、一度、降りた方も戻ってきた
ここで待っていた甲斐があった
その2へ続く
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