今冬は手が入れられるところは全て手を入れようと思っておりました
前後ブレーキも組み付け前に整備しておきます
ひとまずお湯につけて放置
その後、歯ブラシで清掃
そしてピストンの揉み出し
揉み出しの際にCCIメタルラバーを使いました
アマゾンで買ったピストン清掃ツール
バイスプライヤーと同じ機構になっておりなかなか使いやすい
リアはピストン1個なんで楽ですねぇ・・・
揉み出し後はブレーキペダル、スカスカなんですがエア抜き前提で整備してるので気にしない
ブレーキフルードも交換します
ずっと前にアストロでセールの時に買っておいた交換キット
ブレーキフルードはACTIVEの赤い方
1:キャリパーのブリーダーボルトにメガネレンチをセットし廃液ホースを接続
2:何度かブレーキを握り(踏み込み)その後、じわーーーーーっと握っていく
3:じわーーーーーっと握っていくと同時にブリーダーボルトを緩める
4:エアが残っている場合はフルードと一緒に廃液ホースに排出される
5:ブレーキをめいいっぱいにぎりエアを押し出しブリーダーボルトを締め付ける
6:ブレーキをゆるめる
2~6を繰り返す
廃液ホースに古いブレーキフルードが流れ込んでくる
この際にエアが経路内に入り込んでいれば押し出す事ができる
フルードが茶色から赤色(今回はACTIVEの赤)に変化すれば全液交換となる
初めてブレーキフルードの交換、エア抜きしましたが思ってたよりも簡単でした
基本的な情報収集は全てネットでw
とりあえずの重要点は
1:晴れの日の作業する(ブレーキフルードは吸湿性が高いためできる限り雨の日は避ける)
2:思ったほどブレーキフルードはいらない(今回、前後全液交換しましたが200mlも使ってないんじゃないかなぁ・・・)
3:事前にメガネレンチ買っとけw(いざ交換しようと思ったら該当サイズのメガネがないとか・・・w リアノーマルは8mmですが、フロントベルリンガーは9mmでした)
4:塗装への影響が強いためこぼれた時にすぐに洗い流せる準備を!(塗装面がないためオフ車なら余り気にならないかも・・・フルカウル車とか注意)
5:あせらず気長にやろう(エアが噛んでいるのであれば何処かにはエアがいるはず)
というわけでこの日は作業後、リアブレーキは効かないわけではないですが、かなりスカスカでした
1週間後、再度、エア抜きをする
キャリパーとの接続部のバンジョー
この部分が少し上に上がってますよね?
こういった部分にエアが貯まる事があるらしいのでこのバンジョーボルトでもフルードが漏れ出るまでエア抜きしました
その後、通常通りブリーダーボルトでエア抜き
先週と違いブレーキペダルはいつもの固さまで戻りました
アストロの交換キットですが逆流防止弁がついていますが機能してないように感じられますw
ブレーキは命にかかわる部分なので今までのバイクでは手を出してませんでしたが今回、初めてさわってみて色々理解できた部分もありました
ディスクブレーキは所詮、油圧ピストンなのでマスター側で踏んだ分だけキャリパー側でピストンが押されるだけの簡単な構造です
次回交換時はバンジョー周辺の銅ワッシャーは交換しておきたいなぁ
銅ワッシャーの外径は15mm
その2へ続く
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